日常的に同じ一連の操作を繰り返しているということはありませんか。 例えば、コンピュータの起動時に ブラウザとメーラーといった いつも使うソフトウェアを順番に起動したり、 ウェブサイトを持っているのならば htmlファイルを編集した後に ftpを起動して接続しサーバとの同期を取ったり、 といった作業です。 いつも同じことをするのなら自動化してしまえば良いのです。 このように処理目的ごとに作業をまとめたものをバッチと呼びます。
Windows でのコマンドプロンプトのような Character User Interface(CUI) では 大半の環境で一連のコマンドを登録して まとめて実行する機能が付いています。 Windows での Explorer のような Graphic User Interface(GUI) では 標準ではそのような機能が付いないことが多いですが、 普通は CUI の機能が併設されていて そちらからはまとめて実行出来るようになっています。 これらを使えば手作業での入力を減らすことが出来ます。 バッチ処理の最中には入力待ちがないので 結果的には実行時間自体も減らすことも出来ます。
また多くの環境では特定の日時や 毎日一定の時刻などにバッチ処理を行う機能があります。 これを使えば深夜などの人の活動していない時間帯に コンピュータが単独で作業を進めるといったことが可能です。 またデータのバックアップなど 毎日確実に行いたい作業を忘れずに実行することも可能です。 これらのバッチ処理はコンピュータによる 作業の効率を高めるために重要です。
最初は手順をそのまま記録したものを用意して それを使うことから始めましょう。 処理系によっては手作業をそのまま記録して バッチ用スクリプトを製作してくれることもあります。 色々と使っていると次第に もっと複雑な処理をしたくなると思います。 例えば何度も繰り返し実行したり、 前のコマンドに成功した場合のみ実行したり、 というような機能も大抵の処理系に付いているので 必要に応じて学んでいけば良いのです。
一般的にはこのようなバッチ処理は 記述出来る範囲が狭いため プログラミング言語とはみなされていません。 それでも普段の操作をそのまま使えますし、 自動化することによる利益も判りやすいので 入門用には適していると私は思います。