前のページ(サンプル お絵描き掲示板)へ / 次のページ(Web サービス)へ
インターフェースについて考えてみます。 斬新なインターフェースは目を引きますが 馴れるまでの不便を強いることになります。 それでも構わない、利用者はついてくる という自信がなければ無難なものにした方が良いのではないでしょうか。 ただし一度定着したものを変えることは難しいです。 自信があれば最初から独自路線を貫くべきでしょう。
それでは良いインターフェースとはどのようなものでしょうか。 直感的に操作出来ること?素早く操作出来ること? 両者は相反するというものではないものの両立するのは難しいと思います。 それでは適度にバランスを取るしかないのですが、 丁度良いバランスは対象となる利用者によっても変わってくるのではないでしょうか。
これは例えば Google と Yahoo! Japan の姿勢の違いにも表れています。 Google は標準ではロゴと検索欄しか表示されません。 非常に簡潔で検索のみを利用するのに適した pull 型のインターフェースです。 Yahoo! Japan の標準ではロゴと検索欄だけでなく カテゴリやニュース、様々な広告まで表示されます。 非常に多彩で眺めるだけで情報が得られる push 型のインターフェースです。 能動的に情報を集めたい人は pull 型、 受動的に情報を受け取りたい人は push 型を使うのでしょう。 どちらが良いかは難しいところですが、 基本的には知識のある上級者ほど pull 型を好むようです。 これも利用者層を検討する際の一つの指標となるのではないでしょうか。
ただし、基本的には初心者向けに作るべきだと私は思います。 上級者ならばある程度の拡張性があれば勝手にカスタマイズするものです (それが出来ない人は上級者と認められません)。 例えば Greasemonkey は Web ページを改造する Firefox 拡張で それなりに JavaScript を読み書き出来ることを前提に作られています。 これを使えば html 自体が持つ拡張性を最大限に利用することが出来ます。 Google やはてなを活用するスクリプトが多数公表されています。
上級者に対して初心者は自分が何をしたいかさえもあやふやです。 自分が求めている情報を探すためのキーワードが判らないので Google の簡潔なインターフェースでは途方に暮れてしまいます。 Yahoo! Japan ならばトピックスを眺めたり カテゴリを順に辿って行ったりすることで必要な情報を得られます。 このような初心者に対しては 情報の送り手から積極的に導く必要があるのではないでしょうか。
ちなみにこのサイトはプログラミングなどについて 上級者を目指す初心者向けに作られています。 もちろん私が上級者かどうかは別としてです。 学べば学ぶほど上には上がいることが分かる程度には私も学んでいます。